日国友の会

ふんしゃ【噴射】

読者カード 用例 2024年06月04日 公開

2023年05月07日 ubiAさん投稿

用例:ロケットは、この高速に逹するまで、噴射をさせる必要がある。
『宇宙旅行の科學』 1953年 中谷宇吉郎
語釈:〔名〕(2)燃料の油を霧状にして圧縮した空気とまぜ、爆発させてその排気を噴出させること。噴油。

コメント:投稿例(1968)よりもさかのぼります。初出「『文藝春秋』第三十一巻十一号」(昭和二十八(一九五三)年八月一日発行)と「中谷宇吉郎集第七巻(岩波書店)後記」にあります。

編集部:2008年10月25日付で、末広鉄男さんに、大藪春彦『死はわが友』(1968)の例をご紹介いただいていますが、さらに、15年さかのぼります。なお、語釈については再検討を要します。

著書・作品名:宇宙旅行の科學

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1953年

著者・作者:中谷宇吉郎

掲載ページなど:78ページ本文3行目〔『知られざるアメリカ』、昭和三十年五月二十五日 初版  昭和三十年六月三十日 再版〕

発行元:文藝春秋新社