えきたいさんそ【液体酸素】
読者カード 用例 2024年06月05日 公開
用例: | 酸素は壓縮ガスの形で運ぶと、ボムベの目方が中身の十倍くらゐかかるので、液體酸素にして、大型の魔法瓶に入れて運ぶ。 |
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『宇宙旅行の科學』 1953年 中谷宇吉郎 | |
語釈: | 〔名〕酸素を液体の状態にしたもの。液体空気から分離して得られ、酸素溶接や酸素吸入などに用いられる。 |
コメント:第二版では辞書類(1923)のみで、文例が載っていないので。初出「『文藝春秋』第三十一巻十一号」(昭和二十八(一九五三)年八月一日発行)と「中谷宇吉郎集第七巻(岩波書店)後記」にあります。
編集部:第2版では、『近代語辞典』(1923)が典拠として示されているだけですね。
著書・作品名:宇宙旅行の科學
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1953年
著者・作者:中谷宇吉郎
掲載ページなど:84ページ本文9行目〔『知られざるアメリカ』、昭和三十年五月二十五日 初版 昭和三十年六月三十日 再版〕
発行元:文藝春秋新社