日国友の会

ちょうしんせい【超新星】

読者カード 用例 2024年06月08日 公開

2023年05月12日 ubiAさん投稿

用例:三百年くらゐに一度、このうちの一つが突然爆發して、いはゆる超新星になる。
『宇宙旅行の科學』 1953年 中谷宇吉郎
語釈:〔名〕新星のうち、急に明るさを増して数日間に約一〇〇〇万倍にも達し、その後一~二年のうちに暗くなっていくもの。太陽の一〇倍以上の質量をもつ恒星が消滅するときの爆発現象で、銀河系外星雲に観測されることが多い。

コメント:第二版には用例が載っておらず、投稿例(1953)と同じ年ですが、一例しかないので、とりあえず。初出「『文藝春秋』第三十一巻十一号」(昭和二十八(一九五三)年八月一日発行)と「中谷宇吉郎集第七巻(岩波書店)後記」にあります。

編集部:2006年9月2日付けで、末広鉄男さんに、武谷三男『戦争と科学』(1953)の例をご紹介いただいていますね。

著書・作品名:宇宙旅行の科學

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1953年

著者・作者:中谷宇吉郎

掲載ページなど:96ページ本文7行目〔『知られざるアメリカ』、昭和三十年五月二十五日 初版 昭和三十年六月三十日 再版〕

発行元:文藝春秋新社