きがゆしゅつ【飢餓輸出】
読者カード 用例 2024年06月08日 公開
用例: | 飢餓輸出とは正反對な輸出をすることは、もつと考へられてよい。 |
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『科學と國境』 1954年 中谷宇吉郎 | |
語釈: | 〔名〕国内消費を強制的に抑制して、消費物資の輸入を押える一方、国民の生活に必要な物資までも輸出したり、輸出品の生産コストの削減をはかったりして、外貨を獲得し蓄積しようとすること。 |
コメント:第二版では辞書類(1934)のみで、文例が載っていないので。初出「『文藝春秋』第三十二巻十八号」(昭和二十九(一九五四)年十二月一日発行)と「中谷宇吉郎集第七巻(岩波書店)後記」にあります。
編集部:第2版では、新居格・木村毅『国民百科新語辞典』(1934)の例が添えられていますね。
著書・作品名:科學と國境
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1954年
著者・作者:中谷宇吉郎
掲載ページなど:26ページ本文3行目〔『知られざるアメリカ』、昭和三十年五月二十五日 初版 昭和三十年六月三十日 再版〕
発行元:文藝春秋新社