日国友の会

そこつち【底土】

読者カード 用例 2024年06月09日 公開

2023年05月16日 ubiAさん投稿

用例:瑞典のペターソン教授は、底土の深さ五米のところまで、この流星球の存在を確めている。〔比較科学論〕
『寺田寅彦―比較科学論―』 1959年 中谷宇吉郎
語釈:〔名〕(1)下の方の土。下層の土。

コメント:「底土」は、「ていど」と「そこつち」で立項されていて、読みは不明ですが語釈から「そこつち1」で。第二版には用例が載っていないので。

編集部:第2版では、このブランチに用例を添えることができませんでした。ちなみに、「ていど」の語釈は「田畑の表土の下層にある土壌。たがやした際にすきかえされない部分の土。心土(しんど)」となっています。

著書・作品名:寺田寅彦―比較科学論―

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1959年

著者・作者:中谷宇吉郎

掲載ページなど:45ページ下段 本文4行目〔『日本文化研究 第四巻』、寺田寅彦―比較科学論― 昭和三十四年四月二十五日 発行〕

発行元:新潮社