日国友の会

えらあな【鰓孔】

読者カード 用例 2024年06月12日 公開

2023年05月20日 ubiAさん投稿

用例:鈍重な姿のこの鮫が、無気味なその鰓孔をぱくぱくと動かしている。
『異魚』 1952年 中谷宇吉郎
語釈:〔名〕魚類などのえらに通じる開口で、呼吸の際、口から入った水がここから外部に出る。さいこう。

コメント:第二版には用例が載っていないので。初出「『文藝春秋』第三十巻第十七号」(昭和二十七(一九五二)年十二月一日発行)と「中谷宇吉郎集第七巻(岩波書店)後記」にあります。

編集部:第2版では、用例を添えることができませんでした。

著書・作品名:異魚

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1952年

著者・作者:中谷宇吉郎

掲載ページなど:125ページ本文7行目〔『黒い月の世界』、昭和三十三年七月五日発行〕

発行元:東京創元社