日国友の会

アクチノミコーゼ

読者カード 項目 2024年06月16日 公開

2023年05月21日 ubiAさん投稿

用例:アクチノミコーゼ(acitomycosis)放線状菌(菌糸が放射状にならぶ最近に似た菌類)の一種〈略〉による病。
『科學用語辭典』 1951年 矢島祐利・石田周三(編)
語釈:〔名〕(ドイツ Aktinomykose)「ほうせんきんしょう(放線菌症)」に同じ。

コメント:第二版には項目が載っておらず、投稿例(1937)よりも新しいですが、一例しかないので、とりあえず。項目名からですが。

編集部:第2版では、立項されませんでした。ちなみに、「放線菌症」の語釈は「嫌気性の放線菌による疾患。藁や穀物の穂により媒介され、口腔粘膜、咽頭、食道、胃、腸より侵入する。気道感染もある。病変部は非常に硬いしこりとなり、また、その一部が軟化して多発性膿瘍(のうよう)を生じることもある。アクチノミコーゼとも」となっています。

著書・作品名:科學用語辭典

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1951年

著者・作者:矢島祐利・石田周三(編)

掲載ページなど:3ページ左列下から15行目〔『科學用語辭典』アテネ文庫153、昭和二六年五月二〇日 發行(国立国会図書館デジタルコレクション)〕

発行元:弘文堂