えんき【塩基】
読者カード 用例 2024年06月16日 公開
用例: | アミノ酸〈略〉アミノ基(-NH2)と酸根(-COOH)をもち、强度の酸性溶液中ではアミノ基が鹽基としてはらたく。 |
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『科學用語辭典』 1951年 矢島祐利・石田周三(編) | |
語釈: | 〔名〕一般に水溶液中で解離して水酸イオンを出し、酸と中和して塩を生じる物質をいう。アルカリ金属およびカルシウム、バリウムなどの塩基の水溶液はアルカリ性を示す。アンモニアは、みずから水酸イオンを出さないが、酸と反応して塩を生じるので塩基である。 |
コメント:第二版では辞書類(1872)のみで、文例が載っていないので。
編集部:第2版では、奥山虎章『医語類聚』(1872)の例が添えられていますね。
著書・作品名:科學用語辭典
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1951年
著者・作者:矢島祐利・石田周三(編)
掲載ページなど:4ページ左列26行目〔『科學用語辭典』アテネ文庫153、昭和二六年五月二〇日 發行(国立国会図書館デジタルコレクション)〕
発行元:弘文堂