日国友の会

みょうじんしょう【明神礁】

読者カード 用例 2024年06月16日 公開

2023年05月24日 ubiAさん投稿

用例:こういう海底噴火は、現地質時代でも時々発生するので、先年の明神礁の噴火などが、その良い例である。
『黒い月の世界』 1957年 中谷宇吉郎
語釈:東京都伊豆諸島南端の青ケ島の南方約五八キロメートルにある海底火山。昭和二一年(一九四六)新島が出現。同二七年の大爆発で再び海上に出現したが、その後は噴火もやみ、海面下の岩礁となっている。名称はこれを発見した第十一明神丸に由来する。

コメント:第二版には用例が載っていないので。初出「『文藝春秋』第三十五巻第八号」(昭和三十二(一九五七)年八月一日発行)と「中谷宇吉郎集第八巻(岩波書店)後記」にあります。

編集部:第2版では、用例が入りませんでした。

著書・作品名:黒い月の世界

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1957年

著者・作者:中谷宇吉郎

掲載ページなど:5ページ本文11行目〔『黒い月の世界』、昭和三十三年七月五日発行〕

発行元:東京創元社