日国友の会

マンガン

読者カード 用例 2024年06月20日 公開

2023年05月26日 ubiAさん投稿

用例:この熔岩には、そのほかに、マグネシウムがたくさんあり、チタンもマンガンもはいっている。
『黒い月の世界』 1957年 中谷宇吉郎
語釈:〔名〕(オランダ mangaan ・ ドイツ Mangan)《マンガーン》原子番号二五の元素。記号はMn 原子量五四・九三八〇四九。鉄についで最も広く分布する重金属でクラーク数第一二位。純粋な単体は銀白色。空気中では表面が酸化される。化学的活性も高い。製鋼、合金などに用途は広い。

コメント:第二版では辞書類(1833)(1886)のみで、文例が載っていないので。初出「『文藝春秋』第三十五巻第八号」(昭和三十二(一九五七)年八月一日発行)と「中谷宇吉郎集第八巻(岩波書店)後記」にあります。

編集部:第2版では、『植学啓原』(1833)と『改正増補和英語林集成』(1886)の例が添えられています。

著書・作品名:黒い月の世界

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1957年

著者・作者:中谷宇吉郎

掲載ページなど:24ページ本文6行目〔『黒い月の世界』、昭和三十三年七月五日発行〕

発行元:東京創元社