きだん【気団】
読者カード 用例 2024年06月21日 公開
用例: | するとこの付近の気団が上昇し始めるので、凝結核が山頂近くまでずっと殖えてくる。 |
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『黒い月の世界』 1957年 中谷宇吉郎 | |
語釈: | 〔名〕気温や湿度が一様で、大気中をひとまとまりの単位となって移動する巨大な空気のかたまり。発生地によって、赤道気団、熱帯気団、寒帯気団、北極気団、大陸か海洋かにより大陸気団、海洋気団、地表面の熱的な状態から寒気団、暖気団などに分類される。 |
コメント:第二版には用例が載っていないので。初出「『文藝春秋』第三十五巻第八号」(昭和三十二(一九五七)年八月一日発行)と「中谷宇吉郎集第八巻(岩波書店)後記」にあります。
編集部:第2版では、用例を添えることができませんでした。
著書・作品名:黒い月の世界
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1957年
著者・作者:中谷宇吉郎
掲載ページなど:36ページ本文17行目〔『黒い月の世界』、昭和三十三年七月五日発行〕
発行元:東京創元社