ひかぎゃくてき【非可逆的】
読者カード 項目 2024年06月26日 公開
用例: | この地紋の成因として、従来は、土の凍結と融解とがくり返されるところでは、凍上と融下とが、非可逆的に礫を動かすためと考えられていた。(62ページ本文13行目) |
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『白い月の世界』 1957年 中谷宇吉郎 | |
語釈: | 〔形動〕「ふかぎゃくてき(不可逆的)」に同じ。 |
コメント:項目が載っていないようなので。初出「『文藝春秋』第三十五巻第十一号」(昭和三十二(一九五七)年十一月一日発行)と「中谷宇吉郎集第八巻(岩波書店)後記」にあります。
編集部:第2版では、この語形では立項されませんでした。ちなみに、「不可逆的」の語釈は「再びもとの状態にもどらなきいさま」となっています。
著書・作品名:白い月の世界
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1957年
著者・作者:中谷宇吉郎
掲載ページなど:62ページ本文14行目〔『黒い月の世界』、昭和三十三年七月五日発行〕
発行元:東京創元社