クレバス
読者カード 用例 2024年06月29日 公開
用例: | 一人はクレヴァスに落ちたので、このほうは遺体が収容できた。 |
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『白い月の世界』 1957年 中谷宇吉郎 | |
語釈: | 〔名〕(フランス・英 crevasse)《クレパス》氷河、雪渓などの深い割れ目。 |
コメント:第二版の辞書類(1931、クレバス)、文例の投稿例(1937、クレバス)よりも新しいですが、「クレヴァス」表記の例がないので。初出「『文藝春秋』第三十五巻第十一号」(昭和三十二(一九五七)年十一月一日発行)と「中谷宇吉郎集第八巻(岩波書店)後記」にあります。
編集部:「クレヴァス」という異形もあるわけですね。
著書・作品名:白い月の世界
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1957年
著者・作者:中谷宇吉郎
掲載ページなど:67ページ本文4行目〔『黒い月の世界』、昭和三十三年七月五日発行〕
発行元:東京創元社