しょうかかく【昇華核】
読者カード 項目 2024年06月29日 公開
用例: | 幸いワイクマン博士が、昇華核の研究に使ったドライ・アイスが残っていたので、 |
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『白い月の世界』 1957年 中谷宇吉郎 | |
語釈: | 〔名〕氷晶核の一種。氷晶のでき方には、水蒸気がいったん凝結して過冷却雲粒となったのちに凍結する場合が多いが、ときには水蒸気が液相を経ずにいきなり固相、すなわち氷の結晶に転化する(昇華という)こともある。後者の場合に結晶の核として働く微粒子を昇華核とよぶ。〈以下略〉(日本大百科全書(ニッポニカ)「昇華核」) |
コメント:項目が載っていないようなので。初出「『文藝春秋』第三十五巻第十一号」(昭和三十二(一九五七)年十一月一日発行)と「中谷宇吉郎集第八巻(岩波書店)後記」にあります。
編集部:第2版では、立項されませんでした。
著書・作品名:白い月の世界
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1957年
著者・作者:中谷宇吉郎
掲載ページなど:71ページ本文4行目〔『黒い月の世界』、昭和三十三年七月五日発行〕
発行元:東京創元社