日国友の会

ほんやく【翻訳】

読者カード 語釈 2024年06月29日 公開

2023年06月01日 ubiAさん投稿

用例:それでチューレは、南極に翻訳してみたら、昭和基地と南極の極点との中間くらいのところに当るが、
『極北の氷の下の町』 1958年 中谷宇吉郎
語釈:ある場合における事柄を、別の場合におきかえてあてはめる(考える)こと。

コメント:この語釈では載っていないようなので。投稿例(1958)と同じ年ですが、とりあえず。初出「『文藝春秋』第三十六巻第十三号」(昭和三十三(一九五八)年十二月一日発行)と「中谷宇吉郎集第八巻(岩波書店)後記」にあります。

編集部:2023年4月16日付けで、中谷宇吉郎『科学の方法』(1958)からも同じ用法の例をご紹介いただいていますね。

著書・作品名:極北の氷の下の町

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1958年

著者・作者:中谷宇吉郎

掲載ページなど:〔極北の氷の下の町 昭和四十一年七月一日発行 46ページ上段本文15行目

発行元:暮しの手帖社