日国友の会

ちかがい【地下街】

読者カード 用例 2024年06月29日 公開

2023年06月01日 ubiAさん投稿

用例:東京などにある地下街と同じものを、雪の下につくったわけである。
『極北の氷の下の町』 1958年 中谷宇吉郎
語釈:〔名〕大都市の駅前、広場、地下鉄駅などにつくられた地下の商店街。過密都市の土地を高度に利用しようとする発想から地下につくられた商店街。

コメント:第二版では辞書類(1932)のみで、文例が載っていないので。初出「『文藝春秋』第三十六巻第十三号」(昭和三十三(一九五八)年十二月一日発行)と「中谷宇吉郎集第八巻(岩波書店)後記」にあります。

編集部:第2版では、藤村作・千葉勉『現代語大辞典』(1932)の例が添えられていますね。

著書・作品名:極北の氷の下の町

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1958年

著者・作者:中谷宇吉郎

掲載ページなど:48ページ上段本文15行目〔『極北の氷の下の町』、昭和四十一年七月一日発行〕

発行元:暮しの手帖社