ロータリーしきじょせつき【ー式除雪機】
読者カード 項目 2024年06月30日 公開
用例: | 雪面上に、〈略〉深い壕(トレンチ)を掘る必要があるが、それには適当したロータリイ式除雪機がある。 |
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『極北の氷の下の町』 1958年 中谷宇吉郎 | |
語釈: | 〔名〕「ロータリーしきゆきかきしゃ(—式雪掻車)」に同じ。 |
コメント:項目が載っていないようなので。初出「『文藝春秋』第三十六巻第十三号」(昭和三十三(一九五八)年十二月一日発行)と「中谷宇吉郎集第八巻(岩波書店)後記」にあります。
編集部:第2版では、この語形では立項されませんでした。ちなみに、「ロータリー式雪掻車」の語釈は「前頭部に回転する羽根車を備えつけた除雪車。マックレー式雪掻車でかき寄せた雪を抱きこみ、羽根車の回転の遠心力を利用して雪を一五~三〇メートルの距離にはねとばす。ロータリー車」となっています。
著書・作品名:極北の氷の下の町
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1958年
著者・作者:中谷宇吉郎
掲載ページなど:52ページ下段本文8行目〔『極北の氷の下の町』、昭和四十一年七月一日発行〕
発行元:暮しの手帖社