日国友の会

ぞうひょう【造氷】

読者カード 項目 2024年07月08日 公開

2023年06月05日 ubiAさん投稿

用例:氷は、川や池にできる天然の氷でも、人工のいわゆる造氷でも、皆小さい結晶の集合体である。
『アラスカの氷河』 1966年 中谷宇吉郎
語釈:〔名〕「じんぞうこおり(人造氷)」に同じ。

コメント:項目が載っていないようなので。「没後発見された原稿により、『中谷宇吉郎選集』第三巻に収録。『極北の氷の下の町』にも表記の題で収められている。文末の日付は『選集』に従った。」と「中谷宇吉郎集第八巻(岩波書店)後記」にあり、文末に「(昭和三十五年二月)」とありますが、おそらく執筆年なので、単行本の発行年で。

編集部:第2版では、立項されませんでした。ちなみに、「人造氷」の語釈は「人工的に製造した氷。天然氷に対していう語」となっています。

著書・作品名:アラスカの氷河

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1966年

著者・作者:中谷宇吉郎

掲載ページなど:65ページ下段本文5行目〔『極北の氷の下の町』、昭和四十一年七月一日発行〕

発行元:暮しの手帖社