日国友の会

かくじききょうめい【核磁気共鳴】

読者カード 用例 2024年07月08日 公開

2023年06月06日 ubiAさん投稿

用例:「内部摩擦による格子欠陥の研究」とか「結晶表面エネルギーの研究」とか「自己拡散」とか「核磁気共鳴」とか、
『アラスカの氷河』 1966年 中谷宇吉郎
語釈:〔名〕原子核の磁気エネルギーと電磁波の振動磁界の共鳴。物質構造の研究に利用されている。

コメント:第二版には用例が載っておらず、投稿例(1958)よりも新しいですが、一例しかないので、とりあえず。「没後発見された原稿により、『中谷宇吉郎選集』第三巻に収録。『極北の氷の下の町』にも表記の題で収められている。文末の日付は『選集』に従った。」と「中谷宇吉郎集第八巻(岩波書店)後記」にあり、文末に「(昭和三十五年二月)」とありますが、おそらく執筆年なので、単行本の発行年で。

編集部:2009年2月12日付けで、末広鉄男さんに、井上敏『岩波理化学辞典増訂版』(1958)の例をご紹介いただいていますね。

著書・作品名:アラスカの氷河

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1966年

著者・作者:中谷宇吉郎

掲載ページなど:75ページ上段本文9行目〔『極北の氷の下の町』、昭和四十一年七月一日発行〕

発行元:暮しの手帖社