日国友の会

ちのうしけん【知能試験】

読者カード 項目 2024年07月09日 公開

2023年06月09日 ubiAさん投稿

用例:智能試験の結果、能力は三年生並みだからといって、三年の級に入れてくれた。
『六三制を活かす道』 1955年 中谷宇吉郎
語釈:〔名〕「ちのうけんさ(知能検査)」に同じ。

コメント:項目が載っていないようなので。初出「『文藝春秋』第三十三巻第五号」(昭和三十(一九五五)年三月一日発行)と「中谷宇吉郎集第八巻(岩波書店)後記」にあります。

編集部:第2版では、この語形では立項されませんでした。ちなみに、「知能検査」の語釈は「知性の程度を測定しようとする検査。子どもの生得的な知的能力を知るため、一九〇五年フランスのビネーとシモンが考案したものが最初。その後の発達は著しく、知能を総括的に考えた一般検査のほか、記憶、推理、想像などの特殊能力を測定する検査もある。また、個別に対して集団、言語的に対して非言語的な検査などもつくられ、教育、職場や軍隊における適正配置などに役立てられた。知能テスト」となっています。

著書・作品名:六三制を活かす道

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1955年

著者・作者:中谷宇吉郎

掲載ページなど:258ページ本文11行目〔『文化の責任者』、昭和三十四年八月二十日発行〕

発行元:文藝春秋新社