日国友の会

なつじかん【夏時間】

読者カード 用例 2024年07月12日 公開

2023年06月09日 ubiAさん投稿

用例:朝の第一時間目は、夏冬を通じて、八時三十分に始まる。実際は、夏時間を採用しているので、夏は七時半からである。
『六三制を活かす道』 1955年 中谷宇吉郎
語釈:〔名〕(2)夏季に、学校や会社などで始業時間を繰り上げること。

コメント:(2)の例といえるでしょうか。第二版の用例(1968)よりさかのぼります。初出「『文藝春秋』第三十三巻第五号」(昭和三十(一九五五)年三月一日発行)と「中谷宇吉郎集第八巻(岩波書店)後記」にあります。

編集部:第2版では、辻邦夫『安土往還記』(1968)の例が添えられていますが、さらに、13年さかのぼります。

著書・作品名:六三制を活かす道

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1955年

著者・作者:中谷宇吉郎

掲載ページなど:267ページ本文7行目〔『文化の責任者』、昭和三十四年八月二十日発行〕

発行元:文藝春秋新社