だいこうもくしゅぎ【大項目主義】
読者カード 項目 2024年07月12日 公開
用例: | 大英百科事典が、画期的の大改版をやったことがある。大項目主義をさらに拡張して、世界一流の学者たちに、新しく大項目を書いてもらうことにしたとかで、〔二〕 |
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『百科事典美談』 1955年 中谷宇吉郎 | |
語釈: | 〔名〕百科事典、専門事典などの編纂方式の一つで、見出し1項目の対象範囲を大きくして項目数を少なくし、各項目に論文のように体系だった比較的長文の解説を付したもの。解説を通読すれば体系的な知識が得られるが、アクセスポイントが少ないので目的とする情報を見付けにくい。この欠点を補うために詳細な索引を必要とする。歴史的には大項目主義から小項目主義へ向かう傾向が見られる。(図書館情報学用語辞典 第5版「大項目主義」) |
コメント:項目が載っていないようなので。初出「『図書』第六十八号」(昭和三十(一九五五)年五月五日発行)と「中谷宇吉郎集第八巻(岩波書店)後記」にあります。
編集部:第2版では、立項されませんでした。
著書・作品名:百科事典美談
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1955年
著者・作者:中谷宇吉郎
掲載ページなど:248ページ12行目〔『中谷宇吉郎集第八巻』、二〇〇一年五月七日 第一刷発行〕
発行元:岩波書店