えいりんきょく【営林局】
読者カード 用例 2024年07月16日 公開
| 用例： | 北海道の森林資源は、八五%が国有林で、営林局の管轄下にある。 |
|---|---|
| 『北海道開発に消えた八百億円』 1957年 中谷宇吉郎 | |
| 語釈： | 〔名〕農林水産省林野庁の地方下部機関。国有林などの管理経営および、営林署を指導監督する。大正一三年（一九二四）発足。平成一一年（一九九九）林野庁の組織再編に伴って廃止され、森林管理局に移行した。 |
コメント：辞書類からの投稿例（1930）、第二版の辞書類の用例（1934）よりも新しいですが、文例が載っていないので。初出「『文藝春秋』第三十五巻第四号」（昭和三十二（一九五七）年四月一日発行）と「中谷宇吉郎集第八巻（岩波書店）後記」にあります。
編集部：2009年1月6日付けで、末広鉄男さんに、『日本家庭大百科事彙第三巻』（1930）の例をご紹介いただいていますが、文章例としては初めてですね。
著書･作品名：北海道開発に消えた八百億円
媒体形式：単行本
刊行年（月日）：1957年
著者･作者：中谷宇吉郎
掲載ページなど：149ページ本文4行目〔『文化の責任者』、昭和三十四年八月二十日発行〕
発行元：文藝春秋新社