日国友の会

へいきんへんさ【平均偏差】

読者カード 用例 2024年07月16日 公開

2023年06月11日 ubiAさん投稿

用例:北海道の主要農産物について、年産額の平均偏差を調べている。
『北海道開発に消えた八百億円』 1957年 中谷宇吉郎
語釈:〔名〕統計において、資料の平均値からの散らばり具合を示す数値の一つ。各資料の値と平均値との差の絶対値の平均値のこと。

コメント:第二版には用例が載っておらず、辞書類からの投稿例(1932)よりも新しいですが、一例しかなく、文例がないので。初出「『文藝春秋』第三十五巻第四号」(昭和三十二(一九五七)年四月一日発行)と「中谷宇吉郎集第八巻(岩波書店)後記」にあります。

編集部:2007年6月6日付けで、末広鉄男さんに、『経済学辞典 上』(1932)の例をご紹介いただいていますね。

著書・作品名:北海道開発に消えた八百億円

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1957年

著者・作者:中谷宇吉郎

掲載ページなど:156ページ本文14行目〔『文化の責任者』、昭和三十四年八月二十日発行〕

発行元:文藝春秋新社