日国友の会

ちゅうこうどき【注口土器】

読者カード 用例 2024年07月17日 公開

2023年06月12日 ubiAさん投稿

用例:日本を出る前に、注口土器の形と紋樣の分類をして、
『『日本石器時代提要』のこと』 1955年 中谷宇吉郎
語釈:〔名〕縄文土器の一つ。土瓶・急須に類する注口部のある土器。縄文後・晩期に盛行したが、時期・地域によって形態・文様に変化がみられる。

コメント:投稿例(1976)よりもさかのぼります。「昭和三十(一九五五)年の七月から十月にかけて『西日本新聞』(夕刊)の連載コラム「いろいろな話」に百篇の短文を発表」と「中谷宇吉郎集第八巻(岩波書店)後記」にあります。

編集部:2009年3月10日付けで、末広鉄男さんに、『日本の美術125号』(1976)の例をご紹介いただいていますが、21年さかのぼります。

著書・作品名:『日本石器時代提要』のこと

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1955年

著者・作者:中谷宇吉郎

掲載ページなど:20ページ本文8行目〔『百日物語』、昭和三十一年五月二十日 發行〕

発行元:文藝春秋新社