日国友の会

ブルージーンズ

読者カード 用例 2024年07月17日 公開

2023年06月12日 ubiAさん投稿

用例:仕舞(しまい)には、ブルージンをはいて、トンカチをもって出かけて行き、ごっそり石ころを持って帰るようになった。
『娘の結婚』 1956年 中谷宇吉郎
語釈:〔名〕(アメリカ bluejeans)((ブルージン)) 藍染めした経綾(たてあや)の丈夫な綿織物(ジーン)で作ったズボン。元来はアメリカの農民や牧童たちの作業着。ジーンズ。ジーパン。

コメント:投稿例(1956)と同じ年ですが、とりあえず。初出「『文藝春秋』第三十四巻第十号」(昭和三十一(一九五六)年十月一日発行)と「中谷宇吉郎集第八巻(岩波書店)後記」にあります。

編集部:2006年3月9日付けで、ぽんちさんに、三島由紀夫『永すぎた春』(1956)から「ブルウジン」の例をご紹介いただいていますね。

著書・作品名:娘の結婚

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1956年

著者・作者:中谷宇吉郎

掲載ページなど:323ページ本文3行目〔『中谷宇吉郎集 第八巻』、二〇〇一年五月七日 第一刷発行〕

発行元:岩波書店