つぶつぶ【粒粒】
読者カード 用例 2024年07月20日 公開
用例: | この中にある子は、外子(そとこ)といつて、深紅色の粒々(ツブツブ)である。 |
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『母性愛の蟹』 1958年4月5日 中谷宇吉郎 | |
語釈: | 【一】〔副〕(多く「と」を伴って用いる)〔一〕(「粒粒」の意か)物が粒状であるさまを表わす語。(3)粒状でころころしているさま、また、一面に粒状のものが付いているさまや、粒状のものが入っているさまを表わす語。ぽつぽつ。ぷつぷつ。 |
コメント:第二版の用例より新しいですが、漢字表記の例がないので。「粒々」の表記に「つぶつぶ」とルビがあります。デジタル大辞泉「つぶつぶ」には、名詞があり「[名](「粒粒」とも書く)たくさんの粒状のもの。また、その一つ一つ。ぼつぼつ。」とあります。
編集部:第2版では、「粒々」を当てた例を添えることができませんでした。
著書・作品名:母性愛の蟹
媒体形式:雑誌
刊行年(月日):1958年4月5日
著者・作者:中谷宇吉郎
掲載ページなど:47ページ本文8行目〔『あまカラ第八十号』、昭和三十三年四月五日発行〕(国立国会図書館デジタルコレクション)
発行元:甘辛社