じんこうほうしゃのう【人工放射能】
読者カード 用例 2024年07月28日 公開
用例: | 宇宙線、中性子、陽電子、重い水、元素の人工轉換、人工放射能と、 |
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『科學時評』 1935年 中谷宇吉郎 | |
語釈: | 〔名〕人工放射性核種から生じる放射能。一九三四年、フランスのジョリオ欠キュリー夫妻が発見。現在ではサイクロトロンや原子炉などですべての元素についてつくることができる。α線、β線、γ線などの放射線源、ラジオ‐アイソトープとしてトレーサーなどに用いられる。 |
コメント:投稿例(1939)よりもさかのぼります。文末に、「昭和十年二月、東京朝日」とあります。
編集部:2005年2月4日付けで、末広鉄男さんに、竹内時男『百万人の科学』(1939)の例をご紹介いただいていますが、さらに、4年さかのぼります。
著書・作品名:科學時評
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1935年
著者・作者:中谷宇吉郎
掲載ページなど:117ページ4行目〔『日本の科学』、昭和十五年八月二十三日 發行〕
発行元:創元社