日国友の会

けいすうかん【計数管】

読者カード 用例 2024年07月28日 公開

2023年06月19日 ubiAさん投稿

用例:その一つは計數管による硏究であつて、これは高速度電子が一つ飛び込んでもそれを記錄することの出來る裝置であつて、
『科學時評』 1935年 中谷宇吉郎
語釈:〔名〕(2)放射線が入射したとき、その電離作用を利用して入射放射線の数を計算する電子管。たとえば、ガイガー‐ミューラー計数管。

コメント:投稿例(1943)よりもさかのぼります。文末に、「昭和十年二月、東京朝日」とあります。

編集部:2022年12月17日付けで、中谷宇吉郎『千里眼其の他』(1943)の例をご紹介いただいていますが、さらに、8年さかのぼります。

著書・作品名:科學時評

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1935年

著者・作者:中谷宇吉郎

掲載ページなど:118ページ本文9行目〔『日本の科学』、昭和十五年八月二十三日 發行〕

発行元:創元社