のつけうし【野付牛】
読者カード 項目 2024年08月01日 公開
用例: | 廻つたところは、帶廣とか、野付牛とか、名寄とかいふ街に近いところである。 |
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『荒野の冬』 1940年 中谷宇吉郎 | |
語釈: | 北海道北東部の地名。北見〔二〕の旧称。 |
コメント:項目が載っていないようなので。「後書」に、「昭和十五年十一月 短歌研究」とあります。
編集部:第2版では、立項されませんでした。ちなみに、「北見〔二〕」の語釈は「北海道北東部の地名。北見盆地の中央部にある。明治三〇年(一八九七)屯田兵の入植に始まり、企業的農業地帯をひかえて製粉、酪製品などの工場が立地。特にハッカ生産は日本最大だったが、現在はタマネギ生産に移行。昭和一七年(一九四二)野付牛(のつけうし)町が改称市制」となっています。
著書・作品名:荒野の冬
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1940年
著者・作者:中谷宇吉郎
掲載ページなど:137ページ本文4行目〔『第三冬の華』、昭和十六年九月廿五日發行〕
発行元:甲鳥書林