びっちり
読者カード 用例 2024年08月02日 公開
用例: | 軟い苔がびつちりと地を蔽つてゐる。 |
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『古寺随想』 1940年 中谷宇吉郎 | |
語釈: | 〔副〕すきまなく、一面に詰まっているさまを表わす語。びっしり。 |
コメント:投稿例(2000)よりもさかのぼります。「後書」に、「昭和十五年十二月 改造」とあります。
編集部:2008年7月30日付けで、末広鉄男さんに、菜摘ひかる『恋は肉色』(2000)の例をご紹介いただいていますが、60年さかのぼります。
著書・作品名:古寺随想
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1940年
著者・作者:中谷宇吉郎
掲載ページなど:247ページ本文7行目〔『第三冬の華』、昭和十六年九月廿五日發行〕
発行元:甲鳥書林