日国友の会

あおごおり【青氷】

読者カード 項目 2024年08月05日 公開

2023年06月23日 ubiAさん投稿

用例:その時の樹氷は、大體水が凍つた氷と同じやうな所謂粗氷になる筈である、理想的に行けば本當の氷卽ち靑氷になる。
『樹氷の世界』 1942年 中谷宇吉郎
語釈:〔名〕透明な青色をした氷。

コメント:投稿例(1943)よりもさかのぼります。初出紙誌の情報はなく、タイトル下に「昭和十七年六月」とあります。

編集部:2022年12月7日付けで、中谷宇吉郎『寒い國』(1943)の例をご紹介いただいていますが、さらに、1年さかのぼります。

著書・作品名:樹氷の世界

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1942年

著者・作者:中谷宇吉郎

掲載ページなど:308ページ本文6行目〔『樹氷の世界』、昭和十八年九月二十日 初版發行〕

発行元:甲鳥書林