日国友の会

せつどう【雪洞】

読者カード 用例 2024年08月05日 公開

2023年06月23日 ubiAさん投稿

用例:そこで昨冬は雪洞を作つて、その中に裝置をおいて、
『樹氷の世界』 1942年 中谷宇吉郎
語釈:〔名〕(1)(ドイツ Schneehöhleの訳語)雪の洞穴(ほらあな)。倉庫用あるいは登山の雪中露営など、いろいろな用途に用いられる。ゆきあな。スノーホール。

コメント:投稿例(1948)よりもさかのぼります。初出紙誌の情報はなく、タイトル下に「昭和十七年六月」とあります。

編集部:2005年2月24日付けで、末広鉄男さんに、稲門山岳会『氷雪の山』(1948)の例をご紹介いただいていますが、さらに、6年さかのぼります。

著書・作品名:樹氷の世界

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1942年

著者・作者:中谷宇吉郎

掲載ページなど:314ページ本文9行目〔『樹氷の世界』、昭和十八年九月二十日 初版發行〕

発行元:甲鳥書林