あかぎ【赤城】
読者カード 語釈 2024年08月05日 公開
用例: | 初め榛名と赤城の間に見えてゐた電光は、 |
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『雷獸』 1942年 中谷宇吉郎 | |
語釈: | 「あかぎさん(赤城山)」に同じ。 |
コメント:第二版には項目が載っておらず、投稿例(1895)よりも新しいですが、一例しかないので、とりあえず。初出紙誌の情報はなく、タイトル下に「昭和十七年七月」とあります。
編集部:2010年9月9日付けで、古書人さんに、加藤秀一・太田保一郎『尋常師範学科講義録 普通地理学講義』(1895)の例をご紹介いただいていますね。ちなみに、「赤城山」の語釈は「群馬県中東部にある円錐状二重式火山。最高峰の黒檜(くろび)山(一八二八メートル)、および駒ヶ岳等の外輪山に囲まれ、地蔵岳、長七郎山等の中央火口丘がある。妙義山、榛名山とともに上毛三山と呼ばれる。あかぎやま」となっています。
著書・作品名:雷獸
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1942年
著者・作者:中谷宇吉郎
掲載ページなど:86ページ本文4行目〔『樹氷の世界』、昭和十八年九月二十日 初版發行〕
発行元:甲鳥書林