アンプル
読者カード 用例 2024年08月09日 公開
用例: | アンプーレに封入した時には確か效力があつた筈だといふ注射藥とか、 |
---|---|
『金と設備』 1939年2月11日 中谷宇吉郎 | |
語釈: | 〔名〕(フランス・英 ampoule)((アンプール)) ガラス製の首のくびれた小型の容器。口部はガラスを溶かして密封する。おもに注射液を入れるのに用いられる。 |
コメント:投稿例(1920、アムプレル)、第二版の用例(1937~38、硝子小管(アンプール))よりも新しいですが、語形が異なるので。「中谷宇吉郎随筆選集第一巻 昭和四十一年六月二十日第一刷発行 昭和四十一年十一月二十日第五刷発行 430ページ」には、「昭和十三年(東京朝日)日本の科学」とありますが、初出は、「東京朝日新聞 昭和十四年二月十一日土曜日」のようです。
編集部:原綴りのローマ字読みでしょうか、「アンプーレ」とも呼ばれていたんですね。中谷宇吉郎がよく使っているようです。
著書・作品名:金と設備
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1939年2月11日
著者・作者:中谷宇吉郎
掲載ページなど:188ページ上段後ろから4行目〔『中谷宇吉郎随筆選集 第1巻』、1966〕
発行元:朝日新聞社