日国友の会

ソルボンヌだいがく【ー大学】

読者カード 用例 2024年08月17日 公開

2023年06月30日 ubiAさん投稿

用例:家庭敎師をしながら獨學で勉强して、ソルボンヌ大學に入り、
『『キユリー夫人伝』』 1944年 中谷宇吉郎
語釈:(ソルボンヌはSorbonne)パリの五区、カルチエ‐ラタンにあるフランス最古の大学。神学者ロベール=ド=ソルボン(Robert de Sorbonn )によって一二五七年に設けられた神学中心の教育機関(パリ大学神学部の前身)を起源とする。かつてはパリ大学全体の通称ともされたが、現在は文学・芸術・社会科学を中心とするパリ第四大学をさす。パリ第一大学はパンテオン‐ソルボンヌ、パリ第三大学は新ソルボンヌの名で呼ばれる。

コメント:第二版には用例が載っておらず、投稿例(1912)よりも新しいですが、一例しかないので、とりあえず。「中谷宇吉郎随筆選集第一巻 昭和四十一年六月二十日第一刷発行 昭和四十一年十一月二十日第五刷発行 431ページ」には、「昭和十四年一月(東京朝日)日本の科学、科学小論集、秋窓記」とありますが、東京朝日 昭和十四年一月四日には、このくだりは載っておらず(「日本の科学」も同じ)、「科学小論集」「秋窓記」「中谷宇吉郎随筆選集第一巻」には載っているので、「科学小論集」の発行年で。

編集部:2008年1月26日付けで、古書人さんに、橋本邦助『パリ絵日記』(1912)の例をご紹介いただいています。

著書・作品名:『キユリー夫人伝』

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1944年

著者・作者:中谷宇吉郎

掲載ページなど:207ページ本文11行目〔『科学小論集』、昭和十九年四月十五日發行〕

発行元:生活社