かそく【仮足】
読者カード 項目 2024年08月13日 公開
用例: | アミーバ〈略〉體形が一定しない原生動物で、細胞質が流れるように運動して突起(僞足または假足という)を出して進行し、 |
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『科學用語辭典』 1951年 矢島祐利 石田周三 編 | |
語釈: | 〔名〕「ぎそく(偽足・擬足)」に同じ。 |
コメント:投稿例(1964)よりもさかのぼります。デジタル大辞泉「仮足」は、「⇒偽足(ぎそく)」となっています。
編集部:2005年5月28日付けで、末広鉄男さんに、八杉龍一『いのちの科学』(1964)の例をご紹介いただいていますが、さらに、13年さかのぼります。ちなみに、「偽足・擬足」の語釈は「原生動物のアメーバ類にみられる原形質による一時的突起。伸縮性に富み、移動運動のほか捕食の役もする。アサクサノリの遊走子、変形菌の変形体および人体の白血球、リンパ球などにもみられる。仮足。虚足」となっています。
著書・作品名:科學用語辭典
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1951年
著者・作者:矢島祐利 石田周三 編
掲載ページなど:4ページ左列下から8行目〔『科學用語辭典』アテネ文庫153、昭和二六年五月二〇日 發行〕(国立国会図書館デジタルコレクション)
発行元:弘文堂