ビーエッチシー【BHC】
読者カード 用例 2024年08月13日 公開
用例: | アメリカシロヒトリ〈略〉早期に發見すればBHCやDDTで退治。 |
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『科學用語辭典』 1951年 矢島祐利 石田周三 編 | |
語釈: | 〔名〕(英 benzenehexachlorideの略)((ビーエイチシー)) ベンゼンに六原子の塩素が付加した化合物。化学式はC6H6Cl6 白色粉末。殺虫剤としてきわめて強力で、農薬として広く使われたが、残留性が高く、蓄積による慢性の毒性が問題化し、日本では昭和四六年(一九七一)使用、製造ともに禁止された。 |
コメント:辞書類からの投稿例(1949)以外の文例の投稿例(1953)よりもさかのぼるので。
編集部:2004年6月9日付けで、末広鉄男さんに、吉村昌光『金の塔』(1953)の例をご紹介いただいていますが、さらに、2年さかのぼります。
著書・作品名:科學用語辭典
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1951年
著者・作者:矢島祐利 石田周三 編
掲載ページなど:4ページ右列28行目〔『科學用語辭典』アテネ文庫153、昭和二六年五月二〇日 發行〕(国立国会図書館デジタルコレクション)
発行元:弘文堂