日国友の会

こくせん【黒線】

読者カード 語釈 2024年08月14日 公開

2023年07月01日 ubiAさん投稿

用例:暗線(dark line)〈略〉これは吸收によつて起るので吸收線ともいい、また黑線ともいう。
『科學用語辭典』 1951年 矢島祐利 石田周三 編
語釈:〔名〕「きゅうしゅうせん(吸収線)」に同じ。

コメント:この語釈では載っていないようなので。

編集部:第2版の「黒線」の語釈は「黒い色の線」となっており、「吸収線」の語釈は「連続スペクトルに現われる暗黒の線。連続スペクトルを出す光源から出た光が気体状の原子中を通過するとき、その原子によって特定な波長の光が吸収されるために生ずる。太陽光線中のフラウンホーファー線はこの例。暗線」となっています。

著書・作品名:科學用語辭典

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1951年

著者・作者:矢島祐利 石田周三 編

掲載ページなど:5ページ右列11行目〔『科學用語辭典』アテネ文庫153、昭和二六年五月二〇日 發行〕(国立国会図書館デジタルコレクション)

発行元:弘文堂