日国友の会

たんそどうかさよう【炭素同化作用】

読者カード 用例 2024年08月17日 公開

2023年07月02日 ubiAさん投稿

用例:硫黄バクテリア〈略〉硫⿈と水にする(H2S+O→H2O+S)とき解放されるエネルギーを使つて炭素同化作用をする
『科學用語辭典』 1951年 矢島祐利 石田周三 編
語釈:〔名〕「たんさんどうか(炭酸同化)」に同じ。

コメント:第二版には用例が載っておらず、投稿例(1912)よりも新しいですが、一例しかないので、とりあえず。

編集部:2005年2月23日付けで、古書人さんに、『本多造林学』(1912)の例をご紹介いただいています。ちなみに、「炭酸同化」の語釈は「生物が炭酸ガスを吸収して有機物を合成すること。独立栄養を営む緑色植物が行なう光合成のほか、細菌類による化学合成、光還元などがある。炭酸同化作用。炭酸固定。炭素同化作用」となっています。

著書・作品名:科學用語辭典

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1951年

著者・作者:矢島祐利 石田周三 編

掲載ページなど:6ページ左列1行目〔『科學用語辭典』アテネ文庫153、昭和二六年五月二〇日 發行〕(国立国会図書館デジタルコレクション)

発行元:弘文堂