えいきゅうきかん【永久機関】
読者カード 用例 2024年08月17日 公開
用例: | 永久機關 (perpetual engine, ラ perpetuum mobile)外から力またはエネルギーを補給せずにいつまでも働く機関。〈以下略〉 |
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『科學用語辭典』 1951年 矢島祐利 石田周三 編 | |
語釈: | 〔名〕永久に運動を続ける機械や装置。古来、その実現が工夫されたが、不可能であることが判明している。第一種永久機関は、外部からのエネルギー補給を受けることなく同じ運動を繰り返し、外部に対して仕事をし続けるもの。エネルギー保存の法則(熱力学第一法則)に反し成り立たない。第二種永久機関は、一つの熱源からだけ熱をくみ取ることによって、外部に対して仕事をし続けるもの。熱力学第二法則に反し、成り立たない。 |
コメント:第二版には用例が載っておらず、投稿例(1935)よりも新しいですが、一例しかないので、とりあえず。項目名からですが。
編集部:2009年3月12日付けで、末広鉄男さんに、石原純『理化学辞典』(1935)の例をご紹介いただいていますね。
著書・作品名:科學用語辭典
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1951年
著者・作者:矢島祐利 石田周三 編
掲載ページなど:8ページ左列14行目〔『科學用語辭典』アテネ文庫153、昭和二六年五月二〇日 發行〕(国立国会図書館デジタルコレクション)
発行元:弘文堂