日国友の会

エングラム

読者カード 項目 2024年08月21日 公開

2023年07月05日 ubiAさん投稿

用例:エングラム(engram)生物体に与えられた刺戟が後々までその細胞内に跡を残し、同じ刺戟に対して反応しやすくなること。
『科學用語辭典』 1951年 矢島祐利 石田周三 編
語釈:〔名〕(英 engram)生物学で、刺激によって原形質に生じるとされる永続的印象。印象。(cf.ランダムハウス英和大辞典「engram 1」)

コメント:第二版には項目が載っておらず、投稿例(1937)よりも新しいですが、一例しかないので、とりあえず。項目名からですが。

編集部:2010年3月7日付けで、古書人さんに、拓殖・谷田・永野『生物学辞典』(1937)の例をご紹介いただいていますね。

著書・作品名:科學用語辭典

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1951年

著者・作者:矢島祐利 石田周三 編

掲載ページなど:9ページ左列下から7行目〔『科學用語辭典』アテネ文庫153、昭和二六年五月二〇日 發行〕(国立国会図書館デジタルコレクション)

発行元:弘文堂