ろほう【濾胞】
読者カード 用例 2024年08月21日 公開
用例: | 卵巢の濾胞で成熟した卵が排卵されたあとに形成される⿈色の物質で、 |
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『科學用語辭典』 1951年 矢島祐利 石田周三 編 | |
語釈: | 〔名〕(2)「らんぽう(卵胞)」に同じ。 |
コメント:第二版には用例が載っていないので。
編集部:2011年1月22日付けで、古書人さんに、『東京医学会雑誌』(第14巻第4号、1900.02.20)の例をご紹介いただいていますね。ちなみに、「卵胞」の語釈は「卵巣内にあり、卵を蔵し、それを囲む細胞性の膜からなる嚢。濾胞液で満たされ、性周期が始まると発育を始め、破れて排卵が起こると黄体に変わる。卵巣濾胞。濾胞」となっています。
著書・作品名:科學用語辭典
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1951年
著者・作者:矢島祐利 石田周三 編
掲載ページなど:10ページ左列10行目〔『科學用語辭典』アテネ文庫153、昭和二六年五月二〇日 發行〕(国立国会図書館デジタルコレクション)
発行元:弘文堂