日国友の会

ホワイト

読者カード 用例 2024年08月25日 公開

2023年07月12日 ubiAさん投稿

用例:その土⿈色にも澤山の白(ホワイト)が雜つてゐる。〔一 美しき泥炭地〕
『泥炭地双話』 1946年 中谷宇吉郎
語釈:〔名〕(英 white)(1)白。白い色。

コメント:投稿例(1860)(1910)、第二版の用例(1912)より新しいですが、いずれも辞書類からの例で、文例がないので。ルビでの例です。「後書」に、「昭和二十一年三月 科學と藝術」とあります。

編集部:第2版では、棚橋一郎・鈴木誠一『舶来語便覧』(1912)からの例が添えられていますが、2019年4月26日付けで、ねじり草さんに、福沢諭吉『増訂華英通語』(1860)の例を、2007年5月20日付けで、nanyakayaさんに、永井英次郎(編)『洋服辞典』(1910)の例をご紹介いただいています。

著書・作品名:泥炭地双話

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1946年

著者・作者:中谷宇吉郎

掲載ページなど:336ページ本文9行目〔『春艸雜記』、昭和廿二(一九四七)年一月三十日發行〕

発行元:生活社