日国友の会

ローレンツのでんしろん【ローレンツの電子論】

読者カード 項目 2024年08月25日 公開

2023年07月12日 ubiAさん投稿

用例:それはローレンツの電子論といふ、今ではもう古典的と思はれてゐる理論のところで、
『八月三日の夢』 1946年 中谷宇吉郎
語釈:物質を荷電粒子の集合として扱い、微視的な電磁場としてマクスウェル方程式が成り立ち、ローレンツ力が構成する荷電粒子に対して作用すると考えた理論。1895年にローレンツ(H. A. Lorentz)が提案したものである.(法則の辞典「ローレンツの電子理論」)

コメント:項目が載っていないようなので。「後書」に、初出表示はなく、文末に「二一、二、二五」(おそらく執筆年)とあります。

編集部:第2版では、立項されませんでした。

著書・作品名:八月三日の夢

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1946年

著者・作者:中谷宇吉郎

掲載ページなど:390ページ本文6行目〔『春艸雜記』、昭和廿二(一九四七)年一月三十日發行〕

発行元:生活社