どうかさよう【同化作用】
読者カード 用例 2024年08月29日 公開
用例: | 植物の同化作用には、幸ひ緑や黄色の光線、即ち普通の電燈の光が一番よく效くので、 |
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『稻の一日』 1946年 中谷宇吉郎 | |
語釈: | 〔名〕(2)生物体の物質代謝のうち、体内の基物質の化学的な複雑性を増加させる作用。エネルギー源として体外から取り入れた物質に化学変化を加えたのち、生物の生活に必要な化学構造物に作りかえること。また、緑色植物の光合成のように無機物である水と二酸化炭素から、有機物を合成することもいう。同化。←→異化作用(1)。 |
コメント:投稿例(1953)よりもさかのぼります。「後書」に、「昭和二十一年十二月 世界」とあります。
編集部:2023年5月10日付けで、中谷宇吉郎『宇宙旅行の科學』(1953)の例をご紹介いただいていますが、さらに、7年さかのぼります。
著書・作品名:稻の一日
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1946年
著者・作者:中谷宇吉郎
掲載ページなど:81ページ本文9行目〔『楡の花』、昭和二十三(一九四八)年八月三十日發行〕
発行元:甲文社