日国友の会

たんじつせい【短日性】

読者カード 用例 2024年08月29日 公開

2023年07月21日 ubiAさん投稿

用例:稻は短日性の植物であるから、日が短くなると、慌てて穗を出して生殖細胞を作り、大急ぎで米を作るはずである。
『稻の一日』 1946年 中谷宇吉郎
語釈:〔名〕植物で一定時間以上の暗期をもつ光周期を与えないと花芽をつくらない性質。従って昼が短くなり夜(暗期)が長くなると開花する。←→長日性。

コメント:第二版には用例が載っていないので。「後書」に、「昭和二十一年十二月 世界」とあります。

編集部:第2版では、用例を添えることができませんでした。

著書・作品名:稻の一日

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1946年

著者・作者:中谷宇吉郎

掲載ページなど:84ページ本文8行目〔『楡の花』、昭和二十三(一九四八)年八月三十日發行〕

発行元:甲文社