さいぼうまく【細胞膜】
読者カード 用例 2024年08月29日 公開
用例: | 例へば根の細胞膜を透して、肥料成分が瀰散(デイフユージヨン)に類似の經過で吸收される速度などの中には、 |
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『稻の一日』 1946年 中谷宇吉郎 | |
語釈: | 〔名〕(1)「さいぼうへき(細胞壁)」の旧称。 |
コメント:第二版では辞書類(1872)のみで、文例が載っていないので。植物の細胞なので、(1)の例になるでしょうか。「後書」に、「昭和二十一年十二月 世界」とあります。
編集部:第2版では、奥山虎章『医語類聚』(1872)の例が添えられていますね。ちなみに、「細胞壁」の語釈は「植物細胞の最外層をおおう多糖質の膜。細胞を保護し、その形を保たせる。古くは細胞膜と呼ばれた」となっています。
著書・作品名:稻の一日
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1946年
著者・作者:中谷宇吉郎
掲載ページなど:85ページ本文4行目〔『楡の花』、昭和二十三(一九四八)年八月三十日發行〕
発行元:甲文社