ぶんか【分化】
読者カード 用例 2024年08月30日 公開
用例: | 次に一穗につく籾數を增やすことも大切である。幼穂が出て來て、それが分化し始める時に低温に遭ふと、 |
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『稻の一日』 1946年 中谷宇吉郎 | |
語釈: | 〔名〕(3)生物学で、生物の組織・器官・機能が特殊化の方向に進み、発達すること。 |
コメント:第二版に載っている辞書類(1881)以外の文例(1954)よりもさかのぼるので。「後書」に、「昭和二十一年十二月 世界」とあります。
編集部:第2版では、『哲学字彙』(1881)の例が早く、文章例としては,辰野・林・徳川『随筆寄席第二集』(1954)の例よりも8年さかのぼります。
著書・作品名:稻の一日
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1946年
著者・作者:中谷宇吉郎
掲載ページなど:88ページ本文7行目〔『楡の花』、昭和二十三(一九四八)年八月三十日發行〕
発行元:甲文社