日国友の会

りゅうぼう【流亡】

読者カード 語釈 2024年08月30日 公開

2023年07月25日 ubiAさん投稿

用例:もちろん實際には回收に際して流亡する分もあるので、それだけは補給する必要がある。
『稻の一日』 1946年 中谷宇吉郎
語釈:流されてなくなること。流失。

コメント:第二版にはこの語釈では載っておらず、投稿例(1907)よりも新しいですが、一例しかないので、とりあえず。「後書」に、「昭和二十一年十二月 世界」とあります。

編集部:この意味の例としては、2007年11月15日付けで、古書人さんに、太田轍(編)『農芸大事林』(1907)の例をご紹介いただいていますね。

著書・作品名:稻の一日

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1946年

著者・作者:中谷宇吉郎

掲載ページなど:96ページ本文5行目〔『楡の花』、昭和二十三(一九四八)年八月三十日發行〕

発行元:甲文社